ばね指

Cステロイド注射

ばね指の症状が重い場合には、ステロイドの注射を考慮する必要が出てきます。

このステロイド剤には効果時間や強度の異なる多くの種類があるので、医師との相談の上で自分に合ったものを選びましょう。

代表的なものはトリアムシノロン(商品名ケナコルト)というもので、持続期間は中程度のものです。局所麻酔と混合して用いると多くの場合症状が劇的に改善するといわれています。

副作用として挙げられるのは、皮下脂肪の萎縮による皮膚の陥没、色素の脱色、逆に色素の沈着などです。また、一過性の症状として数日間の間だけ血糖値が上がります。

ステロイドは腱の保護鞘の付近やその中に注射することで効果が得られます。

この治療法は症状を早い段階で発見し、異常が起きた直後から始めることができればもっとも大きな効果を上げられます。ほとんどの場合1回の注射だけで劇的に症状が改善されます。

シップなどはどうしても皮膚に阻まれてしまうのに対し、ステロイド注射は皮膚を通り越して直接腱に作用することができるからです。

時おり、ステロイド注射をしたのに効果が全く見られないというケースがありますが、それはステロイド剤の種類が適切なものでなかったか、あるいは週茶する場所が間違っているかだと思われます。